大いなる勘違い
私はひふみ投信 に対して大きな勘違いをしていた。
ひふみ投信がアクティブ運用であるのは知っていた。
しかし、その運用方針が「国内外の上場株式を投資対象とし、 市場価値が割安と考えられる銘柄を長期投資する」ということを知らなかった。
私はてっきりひふみ投信はグロース投資をやっているのだと思っていたが、実はバリュー投資をやっていたのだ。
また、短期 例えば1年くらいで ベンチマークとなる株価指数を上回る パフォーマンスを狙っていると思っていたが、 ひふみ投信はあくまでも 長期的に資産が増えるのを目指していた。
この点については、結構 私と同じように勘違いされていた方も多いのではないだろうか?
X(旧Twitter) でも、「最近ひふみ投信の運用成績が悪い」とつぶやく人がいたが、 ひふみ投信はあくまで 長期目線に立った運用をしており、短期的な利益を狙っていないのを知らない可能性がある。
基準価額は15年で約6.4倍(年間の平均利回りは13.2%)
では、実際にひふみ投信 の運用実績を見てみよう!
ひふみ投信 の公式サイトで直接販売されている商品には、「ひふみ」、「ひふみワールド」、「 ひふみらいと」 という 3種類の商品がある。
投信の商品名 | ひふみ | ひふみワールド | ひふみらいと |
商品分類 | 追加型投信 | 追加型投信 | 追加型投信 |
投資対象 | 日本の成長企業 | 海外の成長企業 | 国内外の株式(10%)および債券(90%) |
ファンドマネージャー | 藤野英人 | 湯浅光裕 | 岡田泰輔 |
販売手数料 | 0 | 0 | 0 |
信託報酬(税込み) | 1.078% | 1.628% | 0.5522% |
解約手数料 | 0 | 0 | 0 |
信託期間 | 無期限 | 無期限 | 無期限 |
設定日 | 2008年10月1日 | 2019年10月8日 | 2021年3月31日 |
決算日 | 毎年9月30日 | 毎年2月15日 | 毎年4月15日 |
基準価額(2023.9.22時点) | 64,056円 | 17,503円 | 8,928円 |
純資産総額(2023.9.22時点) | 158,958百万円 | 44,979百万円 | 2,795百万円 |
今回は 「ひ ふ み」 というファンドの成績を見ていこう。
上の画像の通り 、ひふみファンドが設定された 2008年9月30日時点の基準価額は1万円だった。
その後3年目まではTOPIXに運用成績において負けていたが 、4年目以降 大きく「 ひふみ」が躍進し、 基準価額が2万円に到達。
その後もやや低迷期はあったものの、 結局、いま現在当初の基準価額の6.4倍の6万3690円となっている。
これはすなわち 、年間の平均利回りが13.2%であったことを意味する。
なんと素晴らしい結果でしょう!
将来成長が見込まれる企業を株価が割安になってる時に買い、 長期目線で企業が成長するのをじっくりと待つ、 という運用方針が まさに功を奏したといえる。
信託報酬の割引特典あり
ただ、長期投資するのはなかなか大変だ。
だがしかし、ひふみ投信 の公式サイトから直接投資信託を購入する場合、 「資産形成応援団」 という嬉しいサービスが利用できる。
資産形成応援団とは 、5年以上保有している「ひふみ投信」または「ひふみワールド」の信託報酬の一部を購入者に還元する仕組みのことだ。
これを利用すれば、お得に長期投資ができるのでありがたい。
具体的な還元率は以下のとおり。
ひふみ投信 | ひふみワールド |
5年以上保有 年率0.2% | 5年以上保有 年率0.1% |
10年以上保有 年率0.4% | 10年以上保有 年率0.25% |
まとめ
繰り返しになるが、 ひふみ投信 は長期投資家向けアクティブファンドだ。
短期的な利益を狙う アクティブファンドではないので、その点は注意しましょう 。
詳しいひふみ投信の商品情報は、 ファンド 目論見書をじっくり読んで確認してください。
下記のボタン リンクよりひふみ 公式サイトへ遷移することができます。
筆者は皆様の資産が増えることを願っております。
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